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2017年8月のシスターコーナー [カトリック教会]

2017年8月のシスターコーナー
8月15日、朝7時のミサへ。今日は、早朝から雨が降り、涼をもたらしたので、暑い夏の盛りが終わった感じがします。

ミサの後から聖体顕示が行われました。聖母の被昇天の祝日であり、日本のカトリック教会では、平和旬間の終わりでもあり、日本社会では終戦記念日でもある。お盆休みの人も多い。お店のお盆休みが多いが、デパートは休暇中の人々でにぎわっている。そして銀行や郵便局も開いている。教会では、早朝ミサに来る人、聖体礼拝にやってくる人も居れば、10時や19時の被昇天のミサに
やって来る人もいる。そして、そんな最中に、地下聖堂では、ぺルー人の結婚式も挙げられていた。
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修理中の大聖堂は、工事現場でのミサや見学に来場する人々でにぎあっている。夏中このような現状だが、お盆には帰省中の教会訪問者も懐かしい再会の時を持っている。私達の教会「世界平和記念聖堂」の保護聖人でもある被昇天の聖母の祝日でもあり、私の霊名の祝日でもある。
マリアの霊名を持つ多くの人々はこの日を霊名の祝日として祝っていることだろう。毎年、私は自分の霊名の祝日を特別の形で祝っていない。今日の日は、人との出会いで忙しいので。だからこそこの日を忘れることがない。

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一昨日13日から昨日14日は、下関での共同体の集まりをする為に出かけました。夜はまず、海峡花火大会を労働教育センターの庭からたっぷり見させて貰った。これは見事!門司と下関の両護岸から15000発の花火が打ち上げられる。連続で思い切り打ち上げられるので、皆、固唾を呑んで感動しながら静かに空を見上げていた。

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翌朝、細江の教会のミサに出かけた。小聖堂でのミサは主任司祭・百瀬神父様と信徒15名で捧げられた。この中で三位一体のシスターが2名、小さき姉妹会のシスターが3名援助修道会の3名が入っている。ミサの中でここでも当然だが、私達の教区長・アレキシオ白浜満司教様の為にも祈った。なぜか幟以外でのミサに与ることが少ない私は、ここも広島教区だ!と実感し感動しました。教区内の小さな教会をもっと回ってみたいとも感じた。連帯の為に!いつか実現させてもらえるだろう。

14日は共同体の集まりで、色々と管区との関係や総本部との関係で話し合う必要があり、お昼過ぎまでかかった。やっとブログ更新出来る時間が取れる!
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8月5日・6日は例年通り凄い巡礼者で教会は一杯だったが、今年は、6日のミサで朝8時からの、原爆・すべての戦争犠牲者追悼ミサと9時半から主日のミサが捧げられたので、混雑が例年より避けられたと感じました。

5日の夕方のミサで、今回初めて沖縄の教区長・押川司教様が説教をしてくださり、沖縄のこれまでの苦しみと今なお続く苦しみを語られ、もっと沖縄を近く感じ、沖縄を通して、今の世界中で小さくされている兄弟・姉妹達の現実を突きつけられました。

6日には、私はいつものように、6時15分からの平和公園の原爆・供養塔前での「宗教者平和の祈り」に参列した。神道グループ、仏教グループ、キリスト教(プロテスタント・カトリック合同)グループ等が、原爆犠牲者を思い起こし、冥福を祈り、平和を祈った。毎年、この祈りに参加するが、いつも各大臣(と言っても代理人だが)や議員達が献花するのに不快感を抱く。でも誰であっても犠牲者の為に祈るのは良いことだと自分に言って聞かせた。

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今年の平和行事のテーマは「ラウダート・シ」私の主よ、あなたはたたえられますように~共に暮らす地球で~ 5日の開会は、このテーマでシンポジュームが開かれた。パネラーは、名古屋の教区長・松浦悟郎司教様、韓国司教会議生態環境委員会総務・ソウル環境司教委員長・リージャイ ドン神父様、上智大学教授・イエズス会の光延一郎神父様の3名。13時から、暑くてたまらない時間帯でしたが、皆食い入るように講話に耳を傾けました。神が愛して創造された地球環境を、治めるように任された人間の責務についてどれもずっしりと重い、チャレンジを受けるものでした。一度聞いて分かるものではなく、国境を越えた連帯生活の在り方を今後も皆で考え実践して前進するよう招かれています。

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今回は、韓国からの参加者が多く、通訳が付いたので、とても協働の実感を抱きました。これから一緒に前進しなければ・・・と。

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6日の夜、今年も恒例のフォーレのレクエムが音大同窓会主催で演奏されました。工事現場であっても、パイプオルガン演奏も実現し、素晴らしいスピリチュアルコンサートでした。

こんな行事の中での出会いが又素晴らしく、神様は生きている!私達の内に!と感じました。老若男女、民族間の国境はなく、皆の心が通じ合える信仰の友達との出会いは、青年達が作って発売したTシャツの言葉「yes!peace」を実感しました。暗い世界の現実を前にして、希望をもって信じて参りましょう!

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