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2018年4月のシスターコーナー(シスター小野島のブログです) [カトリック教会]

主・キリストは真に復活されました。アレルヤ!「きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日を共に!」

皆様、主のご復活おめでとうございます!今年のご復活はお天気も良く、桜は満開で、自然界も一緒に寿ぎ歌っていると実感できる日でした。

その前に皆様のお祈りに感謝してお伝えすることがあります。私は3月初めに脳動脈瘤の治療を受け、ドクター達4人のチームワークで大成功を治め、患者も医者も大喜びでした。今回はすべて
み摂理に導かれるままに歩む不思議な旅路でした。まず第一に、自覚症状もない「くも膜」の奥に瘤が見つかったことから神に感謝!そして、現代の医学の世界の凄い事!以前なら不可能だった脳の奥深くに入り込む事を可能にした治療!コンピュタ‐を屈指して、足の付け根からカテーテル挿入により、脳の瘤をプラチナコイルで埋める作業を部分麻酔でするのです。4人のドクター達の指令を聞きながら、緊張した3時間弱「まな板の上の鯉」として身動きすることも許されずすべてを任せる体験でした。全身麻酔もないし、頭蓋骨を開けないので快復や後遺症も最低限で済むし、一週間の入院で済みました。

兎に角「くも膜下出血」の危険対策の治療ですから、これからの余生を、更に感謝して仕えて生きるように招かれたのだと思います。皆様のお祈りを心から感謝しています。ありがとうございました!

退院後しばらく、教会の前のマンションで、朝はミサに行き、少し生活必需品の購入や食べる物の準備をし、入院前に顎関節症になって顎が痛むのと奥歯が痛み早速歯科口腔外科に通い始め、午後は休みながら4~5日過ごし、体の中から次第に力が出てくるのを待ちました。そして、一週間目には教会の仕事に戻りました。夢のような体験でした。自宅療養中に食事を届けてくださった友にも感謝です。聖週間を元気で迎えられたことも感謝です。

聖香油のミサでは広島教区で働いておられる司祭達がカテドラルに結集し、司祭職を祝うミサのなかで、司祭職の誓いの更新をされました。そこに参列していた私達信徒皆にとってもそこに立ち会うことが出来たことを恵みの時として感謝しました。ミサの終わりに、新しく派遣される司祭達に
任命書を授与されました。誰から派遣されている務めかを再認識する時だと思います。信徒も司祭も身が引き締まる思いです。”mission”ですから。私も修道誓願の更新に心が向かいました。このような再出発の機会はありがたいですね。

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聖土曜日には、たくさんの信徒達が火の祭儀に集まりました。聖堂はまだ修復工事中ですから、マリア・ホールの前で火の祭儀は行われました。

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この復活徹夜祭のミサの中で今年は15人の受洗者が誕生しました。長い典礼でしたが、赤ちゃんもパパが受洗する間、急に静かにして洗礼式に協力しました。カテドラルはいっぱいの信徒でした。

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翌日の復活の主日はもっとたくさんの人々で、聖堂に入れない人々が外に立っていました。
この日も2人の受洗者が誕生。幟町共同体の新しい息吹を感謝!これから共同体も新しく歩むよう招かれています。

ミサ後、庭での「家族デー」の祝いは、皆が食べ物を持ち寄り、国際色も色々あって実に和やかな「インターナショナルデー」歌や踊りや腹話術など、子どもも大人も皆が楽しんでほっとしたひと時を過ごしました。皆が集まった周りには枝垂れ桜が満開でした。

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パウロ書院のシスター達も桜に釣られて祈念撮影!本当に幸せな集いでした。主は真に復活されました!皆の心でそれを体験しました。

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最後に一言:
3月21日に司祭叙階、助祭叙階を受けた大西神父、久保助祭は二人とも霊名は「ヨゼフ」。ヨゼフ様が受けたお告げは眠っている時、夢の中でした。フィリピンからの聖ヨゼフのご像を紹介しましょう。夢の中で受けたお告げに直ぐに答え、生涯をイエスとマリアを保護する為に尽くされたヨゼフ!

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時々、聖ヨゼフに思いを向けて、その生き方からたくさんのことを学び、力をいただきたいですね!三末司教様の霊名もヨゼフでした。今回の受洗者の中にヨゼフ様に心惹かれて、女性形「ジョゼフィヌ」を霊名に頂かれた人が居ます。聖ヨゼフ、私達の為にお祈りください!

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